回 |
水曜 |
テーマ(講義:50分) |
ワイン(テイスティング:45分) |
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同じ造り手のブルゴーニュ赤ワイン、村別の味わいを比較
珠玉のワインがひしめく、フランス、ブルゴーニュ地方。しかし、その人気の影響もあり、非常に高値になっているため、なかなか複数の村名ワインを飲み比べて、個性を実感する機会はありません。
今回は、コート・ド・ドール(黄金の丘)から、ヴォーヌ・ロマネ村や、シャンボール・ミュジニー村など人気のある3つの村を選び、同じ造り手のワインで個性の違いを比較します。
滅多にできない稀少なチャンス。もちろん、違いが実感できるよう、テロワールの表現が優れた造り手のワインを選びます。 |
ブルゴーニュの赤ワイン3種の飲み比べ
ただでさえ聞き慣れず、覚えにくいフランス語。沢山の村名を頭に入れようとしても簡単に記憶に残らないのが実情でしょう。
しかし、実際に3種のワインを飲み比べることで、おのずと自分の好みのワインがわかり、自然と頭に入っていくことを感じていただけます。何よりも素直に身体で感じることがワインに親しむ秘訣です!
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世界のカベルネ・ソーヴィニヨンを飲み比べる
世界中でさかんに栽培され、世界各国のワイン愛好家から最も人気の高い黒ブドウといえば、ここに挙げるカベルネ・ソーヴィニヨンでしょう。土地それぞれの気候風土の中で、持ち味を生かした卓越したワインが造られています。
フランス・ボルドーを筆頭に、アメリカ、イタリア、オーストラリアやチリなどでも素晴らしいワインに出会うことができます。同じブドウ品種でも共通する個性と、全く違う部分など今回の飲み比べを通じて発見していただければと思います。 |
世界からカベルネ・ソーヴィニヨンを主体にした赤ワイン3種
土地の個性はもちろん、造り手も各地域で人気を誇る実力派から選びます。気候風土の違いによって、こんな個性が生まれるのか、といった面白さを体感します。
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アメリカ3大産地(カリフォルニア、オレゴン、ワシントン州)からワインを追求する
日本でも不動の人気を得るカリフォルニアワイン。でもここ近年で、アメリカのワイン=カリフォルニアワインという構図はすっかり息をひそめてきました。冷涼なオレゴン州や、ワシントン州でも産地によっては十分な日照量が確保でき、凝縮感のあるバランスのよい白や赤ワインが沢山造られるようになったからです。3つの産地から選りすぐったワインをぜひ飲み比べながら楽しみましょう。
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アメリカ三大産地の飲み比べ
(白・赤3種)
普段味わう機会の少ない、オレゴンやワシントンならではのワインを選びテイスティングします。銘柄や産地を隠して、ブラインド・テイスティングにすることで、産地を想像しながら楽しく取り組んでいただければと思います! |
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12/14 |
90年代の異なるタイプの赤ワインを堪能
古いワインを飲む機会は、普段なかなかありません。上級クラス春コースでは、ボルドーの90年代のワインを3種飲み比べました。今回は、ボルドーだけに絞らず、幅広い秀逸な赤ワインを選んでみたいと思います。
もちろん、優れたビンテージの、秀逸の造り手のものを厳選してじっくりと味わっていただきます。2011年12月を飾る回です。締め括りにふさわしい回になることでしょう。
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熟成した90年代の赤ワイン 3種
国や産地にこだわらず、評判のよい熟成したワインを選び、ブラインドでテイスティングしていきます。時間だけは、お金では買えないもの。貴重な90年代のワインを飲み比べることで、さらにワインへの興味が高まり、また感動をおぼえていただけることでしょう。
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2012/
1/18
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シャンパンと甘口ワイン、チーズ&小菓子のマリアージュを探る
人気の高いワインとチーズのマリアージュ(相性)をもちろん、上級クラス秋コースでも見逃しません(笑)。これまで試してきた、言わばスタンダードな白、赤ワインは敢えてはずし、シャンパンや甘口ワインなど普段なかなか合わせない組み合わせにチャレンジ。またチーズだけでなく、小菓子もご用意して、そちらとの相性も試してみたいと思います。どんなハーモニーが生まれるか、ワクワクしますね!
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チーズ&小菓子とワイン3種の掛け合わせにチャレンジ!
知識を詰め込むこともときには大切ですが、やはり一番手っ取り早いのは、体験です!その上、こうして皆で集まって真剣に取り組むテイスティングの良いところは、他の方の率直な意見が聞けるところ。講師の意見はもちろん、なるほど!と思うような沢山のご意見がとても新鮮です。 |
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2012/
2/8 |
ドイツワインをもっともっと知りたい!
サンク・センスではあまり取り上げてこなかったドイツ。しかし近年のドイツの変革ぶりには目を見張るものがあります。先日も、ドイツワインをメインに扱う専門の輸入商社の方から、驚くようなワインをご紹介いただきました。
以前は甘口というイメージが先行していたと思いますが、現在では料理とともに楽しむワイン、という位置付けがドイツ本国でも浸透し、およそ7割が、辛口(トロッケン)やや辛口(ハルプトロッケン)だそう。これまで見逃していたドイツの秀逸なワインをこの機会に満喫しましょう。
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ドイツワインのヴァラエティの豊かさを実感!(泡、白、赤ワインから4種)
甘口から辛口まで非常に幅の広いドイツワイン。冷涼な気候のもとで造られる繊細な味わいは、やはりドイツならではの魅力です。今回は、ドイツの赤ワインがこんなに美味しいことをぜひ発見してもらいたいと思います。お楽しみに!!
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イタリアの土着品種にスポットをあてて産地を網羅する
イタリアには数えきれないほどの土着品種が存在します。普段飲み慣れているブドウ品種から少し離れて、びっくりするような個性を持つワインに触れていただく絶好のチャンスです。イタリア20州の中から、これぞと思う土着品種を4つ選び、テイスティングしていきます。
講義では改めてイタリアをざっくりと4つに分けておおまかに全体像を把握した上で、細かい部分に入っていきますので、イタリアワインをおさらいする上でも欠かせない回です。
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イタリアワイン(土着のブドウ品種を中心に)4種の飲み比べ
ダイナミックな試みとして、イタリアを大きく、@北西部 A北東部 B中央部 C南部の4つに分け、おおまかな特徴と代表的なワインをご紹介します。新しいイタリアの底力を発見できる興味深いテイスティングになります。 |
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2012/
3/14
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総まとめ
上級春、秋と通じて受講いただいた皆様にとっては、全16回の講義になりました。これまで、「私は上級とは言えないわ」、などと謙遜されていた方も、大きく自身が変わられていることを実感くださっていることと思います。
もちろん、忘れていることや、よく理解できていないところなどもあるでしょう。でも、全16回を通じて数々の秀逸なワインをテイスティングした経験は、一般の方にはまずない本当に貴重な財産です。
最終回の総まとめは、学んできたことを総復習し、再度自分のものにしていただくと同時に、新たに感じる疑問や質問を気軽に講師にぶつけてもらえる場です。ぜひご活用ください! |
当日までのお楽しみです
(シャンパンを含む、厳選のワイン4種)
様々なワインを飲んでいただいた後ですが、さらにその上に、厳選の4種を飲むことで補完していただきます。
修了を祝う楽しい場としても、じっくりとワインをお楽しみください! |